【講演資料公開】11月13日 農業・地域を応援!セミナー in 稚内 『バイオマスから始まる地域振興 ~廃棄物処理からまちづくりまで』

Post date: Nov 19, 2018 AM

農業・地域を応援!セミナー in 稚内 <稚内市制施行 70 年・開港 70 年記念事業>

『バイオマスから始まる地域振興 ~廃棄物処理からまちづくりまで』

<ご参加いただき、誠にありがとうございました。当日の講演資料を掲載いたしますので、ご覧ください。>


地域内で発生する生ごみ、汚泥、家畜ふん尿などの廃棄物(バイオマス)資源は、電気・熱や肥料として利活用することによって、地域活性化への効果が期待できます。

本セミナーでは、バイオマス資源の活用に先進的な興部町の取り組みや、家畜ふん尿バイオガスプラントの効果について、また稚内市内での取り組みについてご紹介します。

新しい地域の廃棄物・バイオマス利用の展開を考えるとともに、地域のみなさんの声をお聞かせください。

[日 時] 2018年11月13日(火) 13:30 ~ 15:50

[会 場] 稚内市立図書館 多目的ホール (稚内市大黒4丁目1番1号)


[プログラム] <各講演資料は講演タイトル・講演者名をクリックしてくだい>


講演1:「わが町が目指すバイオマス産業都市 ~エネルギーの地産地消を目指して~ 」

バイオマス産業都市推進協議会会長 興部町長 硲 一寿 氏

講演2:「家畜ふん尿を活用した再生可能エネルギー マイナスの課題をプラスの効果に 」

帯広畜産大学 環境農学研究部門 教授 梅津 一孝 氏

講演3:事例報告 「下水汚泥の有効活用 ~汚泥乾燥燃料化施設について~ 」

株式会社 稚内衛生公社 常務取締役 根本 政昇 氏

講演4:事例報告 「浜頓別町におけるバイオガス事業の取組みと課題 」

浜頓別町 産業振興課 農業振興係長 半澤 和久 氏


[主 催] 一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構・北海道バイオガス研究会

[後 援] 農林水産省北海道農政事務所・北海道・稚内市

稚内農業協同組合・北宗谷農業協同組合

[協 力] バイオマスリサーチ株式会社

特定非営利活動法人 コミュニティシンクタンクあうるず

181113_農業・地域を応援!セミナー稚内①硲一寿氏(興部町).pdf
181113_農業・地域を応援!セミナー稚内②梅津一孝氏(帯広畜産大学).pdf
181113_農業・地域を応援!セミナー稚内③根本政昇氏(稚内衛生公社).pdf
181113_農業・地域を応援!セミナー稚内④半澤和久氏(浜頓別町).pdf
181113 バイオマスから始まる地域振興 in稚内 チラシ.pdf

▶ ご講演者について

・硲 一寿 氏 (バイオマス産業都市連絡協議会 会長 興部町長)

平成15年、興部町長に初当選し現在4期目。酪農専業地域であることから家畜ふん尿を活用したバイオマス事業の展開を目指し、平成26年バイオマス産業都市の認定を受け、平成28年に町営バイオガスプラントが完成・稼動中。平成26年に発足したバイオマス産業都市連絡協議会の会長に就任。


・梅津 一孝 氏 (環境農学研究部門 農業環境工学分野 農業環境工学系 教授)

1958年北海道旭川市生まれ。1984年帯広畜産大学畜産学研究科修了。帯広畜産大学畜産学部 助手、帯広畜産大学畜産学部 助教授を経て、2007年より帯広畜産大学大学院畜産学研究科 教授。

専門分野は畜産衛生工学、バイオマスエネルギー変換工学、畜産環境工学。帯広市環境審議会会長、地域新エネルギービジョン策定委員会委員長等を歴任。


・株式会社 稚内衛生公社

昭和42年10月に株式会社 稚内衛生公社設立。

主な業務は、一般廃棄物、産業廃棄物、収集運搬処分業で、稚内市の衛生関連施設全般の管理業務を行っている。

その中で、稚内市終末処理場から排出される汚泥(約2,000t)は、化石燃料を用いた焼却処理を行っているため、環境に配慮したリサイクル技術の研究開発を重ねてきた。その結果、汚泥のペレット燃料化に成功。今後は、焼却灰の活用方法も研究していくこととしている。